四季のたより

お家で楽しむ歳時記・季節の行事・楽しみ方など、またイベントや雑学などを紹介します。

年中行事 歳時記

1月睦月(むつき)の二十四節気と七十二候カレンダー

2018/01/30

お節料理と祝い箸

お正月は、年の始まりなので、” 初” のつく行事がいっぱいあります。

初詣、初夢、書き初め、初戎など、
いろんなところへ初詣に行くのも楽しそうです。

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睦月(むつき)の由来

正月は身分や年齢に関係なく、新年の挨拶をかわし、
親族が集まってお互いが親しく祝う月、睦び月(むつびつき)
とあることから、睦月となったと言われています。

確かに今でも、お正月には故郷に帰り、
親や親せきと新年を祝う風習は今でも続いています。

 

1月1日 元日 初詣 おせち料理 お雑煮

初詣

初詣は江戸時代の後半頃から始まったと言われています。

その年の縁起の良い方向にあるの神社やお寺に
お参りする「恵方参り」が盛んになり、
これが初詣の始まりであるという説もあります。

また福をもたらすと言われている七福神

七つのそれぞれの神様が祀ってある
神社仏閣をめぐると、家内安全、商売繁盛
ご利益がもらえると言われています。

お正月に「七福神めぐり」を双六のように
めぐるのも面白そうですね。

 

おせち料理の意味と由来

お正月の飾りをととのえ、鏡餅をかざり、
家族みんなでいただくのがおせち料理です。

おせちとは節日(せつにち)に
神様にお供えする「節供料理(せちくりょうり)」に由来します。

簡単三段重おせちの中身 作り方と詰め方【動画あり】

 

お雑煮の意味

お雑煮は年神様の魂が宿った餅を食べるという意味があります。

お雑煮を食べることにより、神様から生命力がいただける
とてもありがたい料理です。

関東風 / 醤油仕立て、すまし汁
焼いた角餅

関西風 / 白みそ仕立て
丸餅

 

悪い初夢を見てしまったときはどうする?

 
初夢がもし悪い夢だったときは

「昨夜の夢は獏(ばく)にあげます」
3回唱えるとよいそうです。

獏は夢を食べる動物といわれていて
獏は悪い夢も食べてくれるというわけです。

ちなみによい夢を見るおまじないとして

宝船

初夢を見る夜に(1月1日から2日になる夜)
宝船とか、と書いた紙を
枕の下に、忍ばせておくとよいそうです。

 

1月2日 書初め

元日に汲んだ若水で墨をすり
その年の神様のいる方位・つまり恵方に向かって
めでたい言葉を書くのが書き初めです、

書初めの言葉

初日の出、初夢、などのようなおめでたい言葉や
商売繁盛とか、五穀豊穣など
縁起の良い2文字から4文字熟語など。

今年の抱負を書くのもよいと思います。

書き初めで書いた紙は、1月15日の左義長、どんど焼きで
燃やし、その紙が高く舞い上がるほど望みが叶う
と言われています。

2017年の恵方北北西です。

 

1月5日 小寒(しょうかん)二十四節句

小寒を「寒の入り」といい、
寒中お見舞いは、1月5日の小寒から出します

寒さはまだこれからで、最大の寒さではないという意味です。

この小寒から節分「寒の内」とい立春の「寒の明け」まで厳し寒さが続くとと考えられていました。

旧暦では、季節の寒さは24節句のように実感することができますが、新暦ではまだまだ寒さが続きます。

旧暦ではまだ年末で、これからお正月の準備が始まるころです。

 

1月7日 人日(じんじつ)五節句

春の七草

人日の日の朝に七草粥をいただく風習です。
7種類の若菜には、以下のような薬効があります。

お正月に暴飲暴食して疲れた体調をいたわり
冬に不足しがちなビタミンなどを補うという
理にかなった粥です。

七草粥に限らず、昔の人はよく知っていますね。

 

春の七草の効能と七草粥の作り方

春の七草
せり        貧血予防、便秘解消
なずな(ぺんぺん草)解熱、血圧を下げる
ごぎょう(母子草) 咳やのどの炎症を抑える
はこべら      ミネラル豊富な食材
ほとけのざ     胃腸の働きを促し食欲増進
すすな(かぶ)   消化を促し腸内環境を整える
すずしろ(大根)  消化促進と便秘解消
 
動画の七草粥は、ごはんを使って簡単に作れる七草粥です。
出汁は、昆布茶やだしの素を使っている今風のおかゆです。

家庭にあるもので手軽に作れるのでトライしやすいですよ。
スーパーで七草粥セットを見つけたら、ぜひ七草粥を作ってみてください。
 

【動画】七草粥の作り方とレシピ


  

1月10日 初戎(はつえびす)または十日戎(とうかえびす)

恵比須様

恵比須様は商売繁盛の神様とされています。

新しい年の最初の恵比須様の祭礼日

恵比須様は、10月の神無月(かんなづき)に
八百万の神様が出雲に集まるとき
出雲大社に行かず、留守番をしてくれる神様す。

留守番をしてくれる恵比須様を励まそうとして
庶民が集まったとの言われもあります。

庶民に愛されている神様の新年初の例祭です。

 
【大阪】十日戎 ⇒ 十日戎今宮戎神社2017 日程とアクセス!駐車場は?電車は?宿泊は?

 

1月11日 鏡開き

年神様の魂が宿っていた鏡餅をおろして
お雑煮またはお汁粉にして食べる行事

神社に祀ってあった鏡餅をわってお下がりとして
配っている神社もあります。

鏡開きというように
刃物で切るのではなくて、小槌で小さく割って開きます。

刃物は切腹を連想させるとして
槌で割って開くは末広がりに通じ縁起が良いそうです。

または手で割リ開く

 

簡単にできるお汁粉ぜんざい

お汁粉ぜんざい

用意するもの
お餅
茹であずき缶
塩少々

作り方

・お餅をオーブントースターかグリル
で焼いておく

・あずき缶と小豆缶と同量のお水を
鍋に入れ倍量にし、ひと煮立ちさせる。

つまり、茹であずきと水を1:1にしてひと煮立ちさせる。

ひと煮立ちさせたお汁粉に
塩をひとつまみほど入れて味を引き締める。

味を見て塩の量を調節する。

そのままでもおいしいですが
塩を少々入れると味が引き立ちます。

器に焼いておいた餅を入れ
お汁粉ぜんざいを上から流しいれる。

 

成人式 1月9日 in 2017 第二月曜日

成人式は、満年齢 20歳になった男女を大人になったお祝いとして
新成人を祝う成人の儀式です。

本来は1月15日、小正月の時にお祝いしていました。
武士の時代は、男子が数えで15歳くらいになったとき
元服として成人の儀式がありました。

公家の女子は、裳着(もぎ)髪上げという
成人の儀式がありました。

成人式の由来と振袖の長い理由

 

1月15日 小正月 左義長 どんど焼き

小正月

朝小豆を入れた粥を食べ、
無病息災五穀豊穣を祈ります。

小豆の赤いを疫鬼が嫌ったことから
小豆は厄を払うと言われています。

地方によっては、鏡餅を開いて割ったお餅を
一緒に入れて食べることから「望粥(もちがゆ)
とも言われているそうです。

 

左義長 どんど焼き

どんど焼き・左義長

お正月飾りや書き初めを書いた紙を燃やす行事です。
書き初めの燃やした紙がより空高く上がるほど
書き初めに書いた願いがより叶うと言われています。

左義長 どんど焼きの由来


宮中の清涼殿(せいりょうでん)の庭で
陰陽師が扇(おうぎ)や天皇の書いた書などを焼いた
火祭りが、庶民に広まったものといわれています。

竹を組んで、かどまつや正月の飾りを
町内の人たちが持ち寄って燃やします。

どんど焼きの火で餅などを焼いて食べると
今年1年病気にならないと言わています。

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大寒(だいかん)1月20日

一年で一番寒い時期。
ニュースで寒稽古(かんげいこ)、寒中水泳などの話題が
聞かれるのも大寒の日

小寒から数えて約15日目が大寒で、この一番寒い時の水を
寒の水」といい、お酒や味噌・醬油の仕込みに
最も適した時期
とされています。

寒の水は寒さが強いので、雑菌の最も少ない水と
されていて、保存に最も適した水であるため
酒やしょう油の醸造に使います。

寒の水・酒蔵

例えば、お酒などの瓶のラベルには
よく「寒仕込み」と書かれているのを見かけます。

この「寒仕込み」とは、一番雑菌の少ないきれいな水
作っている安心でおいしいお酒であるという意味です。

 

1月の二十四節気と七十二候カレンダー

1月 : 睦月むつき

二十四節気
小寒(しょうかん)1月5日頃
大寒(だいかん)1月20日頃

七十二候
芹乃栄 :1月5日頃
せりすなわちさかう

田んぼ川もの水辺でセリが生え始めるころ。
セリは1か所から競り合うように生えてくることから
セリといわれるようになったそうです。

 
水泉動 :1月10日頃
しみずあたたかをふくむ

地中で凍った水が溶け始め、動き始めることを表す。
まだまだ、空気は冷たくて寒さは身に染みるが、
自然はもうすでに春に向かってすこしずつ動き始めている。

 
雉始雊 :1月15日頃
きじはじめてなく

雉の雄が雌に恋してケーンと甲高い(かんだかい)声で鳴き始める頃。

オスの雉は彩がきれいで、メスは地味な茶色です。

雉のオス
雉のオス

 
款冬華 :1月20日頃
ふきのはなさく

フキノトウは、雪の中でも咲き始める春の訪れを
伝えてくれる春の花。

寒くてもフキノトを見ると
春の訪れがまじかに迫っていることを実感でき
勇気がもらえる。

 
水沢腹堅 :1月25日頃
さわみずこおりつめる

池にも氷が張り、一年で一番寒い時。

昔は金魚を飼っている小さな亀池も凍りました。
しもやけもできました。
今はもうそんな寒さを感じることは少なくなりましたね。

 
鶏始乳 :1月30日頃
にわとりはじめてとやにつく

厳しい寒さが続けくけれど、日も少しずつ長くなり
春の気配を感じる。
春を感じ始めた鶏は、もうすでに卵を産み始めます。

 
1月 : 睦月
二十四節気 小寒 大寒 七十二候

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